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農園のご紹介

江戸初期(延宝)から受け継がれる土地に育む

長浜ブルーベリー観光農園(現在準備中)は、長浜市泉町という長浜駅から伊吹山の方向、車で約15分、また、北陸自動車道長浜インターから約3分、長閑(のどか)な田舎町にあります。わたしは実家を離れ25年間京都に住み公認会計士としてなんとか生計をたててきましたが、長浜市泉町はわたしの実家になります。

わたしの父母、祖父祖母は田んぼで稲作農業を営んでおりましたが父が4年半前に他界し、現在実家の田んぼは近くの親戚に耕作をお願いしてきました。父が他界した際に、実家の系譜を調べる機会があり、祖先(戒名記録)を遡ると、江戸時代の延宝(1673年~1681年)でした。それまでは祖父の代からの土地と思っていたものが、なんと約340年受け継がれてきた土地であった、農地に自分が命を吹き込む使命を感じました。

実家の町では現在も稲作や自家消費自家栽培を行う方がいらっしゃいますが、高齢化がすすみ、稲作農家はかつての1割程度に減っています。ただ、伊吹山が見下ろす閑静な町、幼少期わたしを育んでくれた田んぼ、おいしい冷たい地下水で育つ味わいある農産物。なんとか、延宝から引き継がれた土地で、せめてわたしの代には、何か作っておきたいと思うようになりました。

そう思うとき、京都の農業支援の会社に勤める知人からブルーベリー栽培について聞き知る機会がありました。ブルーベリーは水が好きで、水がしっかり与えられれば育ってくれると。また、母が癌になり12年闘病してきていますが、ブルーベリーは抗酸化作用が強く健康にもよいと。そこで、まずは実家のうらの畑(約150㎡:50坪)から、ブルーベリー栽培を行ってみることにしました。

実家の裏の畑は、2020年10月から手を入れました。土つくり、排水畦つくり、地植え用穴掘り、鉢植え、防草シートの設置、自動潅水の設置、苗購入、防虫対策そして、除草につぐ除草などに取り組んできました。そして、何とか、2021年の夏、都合少しですがおいしい実を収穫することができたのです。


これから定期的に農場の準備状況につき情報発信させて頂くとともに、2年3年後には、延宝から引き継がれてきた田んぼにブルーベリーの花を咲かせ(白い花が咲くんですよ)、実を実らせたいと考えています。

園主 小林修一

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